イタリア2週間一人旅 ~ローマ1日目~②
えっ・・・10月もう半分過ぎたんですか!?!?
時の流れ早すぎ!!!!
毎回ですが遅くなってすいません。
温かいコメントもありがとうございます!本当に嬉しいです!!
ではいきます!!!
ヴァチカン博物館編
イタリアではじめてのメトロ(地下鉄)に乗り、
ホテルの最寄駅から
ヴァチカン市国の最寄り駅「オッタヴィアーノ」駅へ向かいます。
下調べ中ではメトロ内でのスリの被害情報が多すぎてもうイメージ的には車内は魔の巣窟でジャパニーズが乗ろうものなら一般人には白い目で見られ悪い人にはカモに見られ肩身の狭い思いをして2回に1回はスられる覚悟をしていたのですが、全然そんなことなくてよかったです。
雰囲気は日本の電車内とあまり変わりませんでした。
別にハチャメチャに治安が悪かったりするわけでも、またイタリアだからといって和気藹々としているわけでもなく、普通にお互い我関せずみたいな。
なので想像以上に安心感があったのですが、
安心してる心を見抜いてくるのがプロのスリってものです。
気を抜いてはいけません。
私は改札を抜ける前にママが伝授してくれたこの方法で、
恐怖のローマ3日間を一度もスリに遭わず過ごすことができました。
いきますよ。
一回しか言いませんからね。
いきますよ。
わかりましたか?
これめっちゃいいです。
いやほんとここまで警戒心をあらわにしなくても、
裏返しで肩にかけたバッグを身体の前にもってくるだけでも
「うわこれ・・・ぜって~スられねーわ!!!!」
というものすごい自信と安心感に満ち溢れます。
今まで生きてきてここまで自信と安心感に満ち溢れたことってありますか?
なかなか無いですよね。
でも体験できちゃうんです。そう、ローマならね。
当然自分も荷物の出し入れがしづらくなるので、
切符はスボンのポケットもしくはカバンのパカパカについてるチャックの中に入れておきました。
ちなみにお金もポケットに直入れです!
財布の出し入れをしていると目をつけられるので、
小銭はそのまま、お札はマネークリップでまとめてポケットに入れました。
支払いが楽だしおすすめです。
こういうことしてるから長くなるんですよね。
本題に戻ります!
20分くらいメトロに揺られて、オッタヴィアーノ駅に到着です。
駅を出たところです。
左下の赤い看板みたいのが見えるところが駅の入り口です!(地下鉄なので地下です)
さっそく全く道がわからなかったので、
スマホの地図機能に助けてもらって歩き出します。
露店なんかがあって楽しそうでした。
しかしイタリア初日の私の心は室内飼いのハムスターのように臆病だったので、
「近づいたら確実にカモられる…!!!!」と確信して足早に通り過ぎてしまいました。
次に機会があれば屋外飼いのハムスター(?)くらいには肝を据わらせて露店も見て回ってみたいと思います。
そして数分歩くと………
ウオオ!!!!!!!
あるじゃん!!!!!!!!!!
この中世っぽい城壁っぽい感じの壁・・・・
間違いなくヴァチカン!!!!!!!
知らんけど
もう遅刻してることも忘れて意気揚々と近づいていきます。
横断歩道を渡って城壁?に接近!
ここをまっすぐいくと左側に入り口があるのですが、
写真の左手、壁沿いに列があるのわかりますでしょうか?
これは予約をしていない人の列で、
予約してある人は道の右側をスイスイ歩いてすぐに入ることができます。
朝イチ(といっても遅刻したので朝2くらい)でこの長さなので
よほどの理由が無い限りやっぱり予約はするべきだなと思います!
この柵の入り口に門番みたいなお兄さんがいて、予約したかチェックしてきます。
・・・予約の時間過ぎてるけど本当にいけるんかな?
ホテルを出る前は「いやいけるっしょ!」と思ってたのですがママの焦り具合に完全に飲み込まれてこの頃には不安になっていました
通してくれるかどうか緊張しつつバウチャーを見せると・・・
完ッッ全に過ぎてる時刻にバウチャー3度見ぐらいされましたが、
まぁいいよって感じで通してくれました!!
わーい!!アイラブヴァチカン!!
信じてたよ!!!!!!!
そこから中に入ると正式に受付みたいなところがあるので、
そこでも「ゴメンッ!」って感じでバウチャーを見せると今度は全く気にすることなく普通にチケットをくれて安心
・・・・・・・・
アイラブヴァチカン!!!!!!!
そうして博物館の中を回り始めるのですが……
博物館、本当にすごいです。
言葉では表せないくらい!
展示物の写真はたくさんあるのですが、やっぱりそういうのは実物を見てこそだと思いますし、というか写真ありすぎてどれを載せればいいかわからないし、見たい人は有名どころならネットの海を探せば写真はあるだろうし、
なので天井の写真を載せます。
どれほどの・・・・・・・・
どれほどの財を以ってすれば・・・・・・・・・・・
こんなに天井がゴージャスになるんだよ・・・・・・・・ッッ!!!!!!!!
ヴァチカン博物館本当に広いんですけど、
本当にどこの天井も壁も豪華で、その上展示物があるので
もう・・・もう・・・・
キリスト教ってすごいなって思った。
これは中庭です。
この日はあいにくの雨でしたが、
晴れていたら絶好の日向ぼっこプレイスだったことでしょう。
考えては駄目です。
芸術は感じるものです。
ちなみにこの中庭、
松ぼっくり(ピーニャ)にちなんで「ピーニャの中庭」という名前です。
感じられましたね、芸術が。
これは松ぼっくりの真下にある・・・
なんか・・・・なん・・なんだろう・・・・口から水が出てる人・・・ンフフッ・・・・・・・だめだ・・・・ンフフフ・・・・・・・・・・・・笑ってしまう
私には芸術は少し早すぎたようです。
外は雨・・・
やべえ・・・傘持ってねえよ・・・と思いつつ、
止むことを願ってサンピエトロ大聖堂に向かいます。
写真の向こうに見える丸い建物がそうです。多分
今いる地点はヴァチカン博物館の入り口側で、
その真反対側がサンピエトロ大聖堂のすぐ近くになります。
なので本来ならば普通に博物館を最後まで見た後、ストレートに大聖堂に直通できるのですが、
どこから行けるのかマジで全くわからず、
「一旦入り口側から出て外を迂回して大聖堂に行くのでは?」
と予想して戻ってきちゃった時の写真が上のものになります。
めちゃくちゃ広い博物館の奥から入り口まで戻ってきて、
「・・・・もしや徒労だったのでは?」と世界の真理に気付きつつ
遠くに見えるサンピエトロ大聖堂の写真を撮ってみたわけです。
それを知っていると写真に味わいが増しますね。
かすんだ大聖堂に距離を感じさせ、切なさを味わえる……
これこそが…
知識があって作品を見るのと、
知識が無いまま作品を見るのとの大きな違いです。
旅行に行く前に少しでも街の歴史や画家の生い立ちなどを勉強しておくと、
ただの景色に歴史を感じたり、絵画のさりげない部分に意味を読み取ったり出来るのです。
勉強になりましたね。
気を取り直してクッッソ遠い博物館の端っこまでまた歩きます。
展示品ももう見るのが3回目ですから、
周りに目もくれず歩き進みます。
豪華な天井に興奮してた私はもういません。
あの時の私は博物館のスタッフみたいな貫禄があったに違いないでしょう。
これが大聖堂に抜けられる出口(を外から見たところ)です。
もっと存在感を出してほしかった。
この出口を出るとこんな感じで、
人の流れに身を任せると大聖堂の入り口に着きます!
やっと憧れの像「ピエタ」に会えるんだ…!
博物館3周した甲斐あった!
と盛り上がりも最高潮ではありますが
またよくわからんことに字数を使って長くなってしまったので、
今回はこのあたりで切っておきます。
次回「圧巻!サンピエトロ超ウルトラハイパー大聖堂」
みんな、見てくれよな!