イタリア2週間一人旅~出発から到着まで~

 

イタリア二週間一人旅

 

出発日です。

 

飛行機は朝の7時50分発でしたので、

家を出たのは日の出前でした。

 

家から駅までが遠く、キャリーがあることもあり、

今回はあらかじめ配車タクシーを予約しておきました。

 

運転手の方が気さくに話しかけてくださって

なんとなく安心したこと覚えています。

無意識に気分が浮わついていたんだなぁと実感しました…

おじちゃんありがとう…

 

 

ちなみに、その日の服装はこんな感じでした 

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 基本旅行中ずっと使えるものを着ていったのですが、

ガウチョは行きと帰りの機内のみで、

観光中はずっとスキニー2種類を履きまわしていました。

 

ガウチョパンツとは、キュロットの長いバージョンみたいな、袴みたいなやつです。

中が割れてるロングスカートって感じです。

私は名前を知らなくて「キュロット 長い 名前」でググりました。

おしゃれワードって難しいね)

 

機内では体育すわりよろしく脚をあげたり、

隣の人の迷惑にならない範囲で半分あぐらかいたりするので

とにかく可動域の広い服を選びました

 

そうでもしないと本当に足腰がつらいので……

 

そしてバッグの中には大判ストールを突っ込んで持っていきました。

大きいストールは大きいのでマフラーやひざ掛けにして温度調節もできるし

寝る時に首の後ろに置いてネックピロー代わりにもできるので

なにかと便利です。

 

そしてもちろん機内ではスリッパです!

楽さが段違いです。

 

 

と、こんな感じでした。

飛行機に乗る時の服装やアイテムは結構気をつかいますよね。

 

 

 

羽田空港で搭乗手続き

初の一人飛行機なのでわからないことやトラブルが何かしらあるかなと思いましたが、

搭乗までの手順を事前に細かく調べていたことも功を奏して

すんなりチェックインも済ませることができました。

 

座席は、乗り換えの北京までが窓側・北京からローマまでが通路側でした。

窓の外は見たいけど、

長時間のフライトだと立ち上がりやすい通路側のほうがいいなと

思っていたのでかなり当たり席!

 

両替も空港でしました。

その日は1ユーロ=約117円

115円くらいかなと思っていたのでじゃっかん高い?と思いましたが

イギリスEU脱退前は140円くらいだったのを思えばすごく安い!

イギリスありがとう!!

 

 

 早めにチェックインして時間があったこともあり、

搭乗口近くのカフェで一服。

 

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乗り継ぎの時間やローマに着いてからの手順を確認したり、

ネットが使えなくなる前にとゲームを進めておいたりしました。

 

特にゲームはね…イベント中でしたので……

イタリア着くまでできなくなると思うと、ギリギリまでやっておきたい…! 

 

 

飛行機に搭乗

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 北京までの3~4時間で出た機内食です。

朝ごはんということになるのかな?出ると思わなかったので驚き!

 

鶏肉のあんかけうどん、フルーツ、パン、ヨーグルトです。

 

うどんはコシという概念を捨てたであろうふにゃふにゃ系で、

伊勢うどんだと思えば美味しかったです!

 

 

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 そしてこちらは北京からローマまでのフライトで出た機内食

 

豚肉のあんかけご飯、サーモン&ポテトサラダ、パン、メロン&スイカ

 

またあんかけかよ!でもわりかし美味しかった。

個人的にはサーモンのやつがかなり好きだったのと、

パンが優しい甘さで美味かったです!

 

 

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 北京からローマまでのフライトで出た機内食

 

カレーじゃないです。

鶏肉のあんかけご飯、パン、サラダ、抹茶味らしきムース的なデザート

 

またあんかけかよ!!

 

モグモグ…………

 

辛ぇ!!!

オレンジジュースプリーズ!!

 

予想外の辛さで連続あんかけの印象を消してくる作戦

 

エアチャイナやりおる

 

 

乗り換えの北京空港

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 北京空港はとっても広くて綺麗でした!

 

着陸するときから外がなんとなく白っぽかったので

霧すごいな~と思っていたのですが、空は快晴で、なんか霧とは違う??

 

写真でも遠くの景色が曇っていてよく見えないのわかりますかね?

 

 

これあれか!あの有名な……中国の……話題になった……

 

AM11:00みたいな名前のあの………あれ……

 

 

実際に来てみると本当にすごいですね。

 

日本ではちょっと見られない感じの。

 

ちょっとなかなかないですよね、日本では。

 

ちょっと語彙力もないんですけど。

 

実際見るとすごいですね。

 

 

 

あと、北京空港であったことといえば、

 

乗り換えのローマ行きの搭乗ゲートで待っていた時に、

周りにもたくさん人がいたのですが

 

隣にいた同じ年くらいの日本人男性に「日本人?」と声をかけられまして

向こうも一人でイタリアに行くらしいのです。

 

まぁ一人なのは見ればなんとなくわかるのですが理由を聞くと、

イタリアのプロフットサルチームの練習に参加しないかと誘われて

行くことになった、と!

 

 

私「え、それむちゃくちゃすごくない!?そんなことってあるの!?」

 

 

その人「うん……ほんと俺って天才だよね……」

 

………

 

なんだ?コイツ

 

 

 

やばい、変な奴と関わってしまったと思ったのですが、

 

 

話しているうちに神奈川の割と近い所に住んでいることや、

イタリアに二週間滞在なこと、

しかも帰りの飛行機まで同じ便ということが判明しまして!

 

 

向こうがとても面白くて話しやすいこともあり、

数分後にはお互い高校の同級生かよぐらいのノリに。

 

飛行機に乗るまでと、ローマに着いて空港を出るまで一緒に行動しました。

空港って入国手続きで並んだり荷物流れてくるの待ったりと、

基本的に待ち時間が多いのでその間に話し相手がいるのは助かりました!

 

練習のある日と無い日があって、空いてる日は観光する予定だから

もし予定が合えば一緒に観光しようということになり、連絡先を交換しておき、

ローマ・フィウミチーノ空港で一旦お別れ。

 

 

 

空港からホテルまで移動

 空港からホテルまでは、

空港⇒テルミニ駅⇒タクシーでホテルまで

という予定です。

 

テルミニ駅というのはイタリアのターミナル・ステーションでして、

立場的には日本でいう東京駅的なところです。

鉄道もテルミニ中心に路線が通っているので、

観光の際も何度も通ったところです!

 

フィウミチーノ空港からテルミニ空港までは、

レオナルドエクスプレスに乗って行きます。

 

予約はしていないので、その場で券売機にて購入。

座席指定ではありませんでしたが、時間は指定です。

ちょうど10分後くらいに出発する便?がありましたのでラッキー!

 

券売機は分かりやすい画面でしたが、何故か支払い方法で現金の選択ができず…

クレジットカードで支払いしました。

 

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 イタリアの列車は乗る前にチケットに打刻を忘れないように!

と、事前に調べている時に何度も見たことです。

 

イタリアは改札があるとこないとこありますので、そのまま乗っちゃおうと思えば乗れることには乗れちゃいます。

しかし毎回座席まで乗務員さんが打刻チェックに来ますので、

打刻していないと多額の罰金を取られます。ズルしちゃ駄目ですね。

 

よ~し、打刻するぞ~!と思ったものの打刻機の使い方がわからず、

数分苦戦していたので列車が行ってしまわないかハラハラしました。

 

でもわかってしまえば簡単で、

打刻機にはチケットを差し込むところがありますので、

そこに差し込むとジーッと音がするので引き抜くとちゃんと打刻されています。

 

字が薄いのでわかりづらいかも知れませんが、

上の写真のチケットの右側に縦方向に

「2510162031FIUMICINO」と書いてあるやつです!

 

 

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 レオナルドエクスプレスの車内の写真です。

20時半という時間もあるのか、車内は結構ガラガラです。

 

私はボックス席に座ったのですが、コンセント(USBポートだったかな?忘れた…)もあって充電できて助かりました。

 

30分くらいでテルミニ駅に到着。

 

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駅の中は日本と変わらない雰囲気でしたが、

タクシーに乗ろうと外に出るとホームレスだか物乞いだか

そういう人たちが結構いて少し怖かったです。

 

タクシー乗り場は人がたくさん並んでいましたので、

(写真の右側の列がタクシー乗り場の列です)

大丈夫…何かあったらこの人たちが助けてくれる…と根拠のない信頼を寄せていました

 

思いが通じたのか(?)変な人に絡まれることなく無事タクシーに乗り、

ホテルの名前と住所を書いた紙を運転手さんに渡します。

この方法ですと言葉がわからなくてもOKですし、かなり話が早いです。

 

それにしてもイタリアのタクシーって、カーナビとかじゃなくて

iPhoneで経路検索するんですね…

おどろいた…めっちゃラフ…

 

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タクシー車内からの写真です。

当然ながら左ハンドル。

そして夜にもかかわらずかなりたくさんの車が行き交っていました。

どの車もガンガン速度だしているのでぶつからないかハラハラ…

そして乗ってる車もガンガン速度出してビュンビュン曲がるので酔いました。

 

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めちゃヨーロッパだ……って思った(語彙力)

 

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もしやこれが噂のローマの城壁??

なんかカッケェ!と思って撮影しましたがそれが一体何なのかがわからない

 

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カッケェ!教会ってことぐらいしかわかんないけど!

よくわからなくてもかっこいいことはわかる!

 

そんな感じで夜のローマの町並みを車窓から楽しみながら、

 

タクシーは無事ホテルの前に到着!

 

………ならよかったんですけど。

 

ホテルの場所が分かりづらいのか、タクシーの運転手さんも

「ここらへんだと思うんだけど……」

iPhoneのマップと周りを交互に見て困っている……

 

画面を見せてもらったのですが確かによくわからない……

マップ上のホテルの場所にはあきらかにホテルじゃない感じの建物がある。

 

あとは自分で検索したマップ見て歩きながら探そうと思い、

ここでいいです、ありがとう!と言ってお金を払って降りました。

 

料金は€19。

深夜料金ではなかったと思いますが、30分くらいは走っていた気がするので

値段も兼ねて、ずいぶん遠くに来たんだなぁと感じました。

 

あとでわかったことですが、

テルミニ駅からここの最寄り駅まで鉄道で15分くらいかかる距離でした。

結構遠い場所だったんですね。

でも夜9時に大荷物持って鉄道乗るのは怖いし、

タクシーを使って正解だったと思います。

 

タクシーから降りて5分くらい歩きながら探していると、

ホテルの名前が書いてある小さな看板?というか表札?を見つけました。

死ぬほどわかりづらい。

 

そう。

このホテルは普通のアパートを借りて

そこの部屋をホテルとして利用している感じのところだったのです。

 

なので一見アパート…というよりもろアパートで、

その表札も本当に小さく門のところについているだけなので

危うく見逃すところだった…。

 

門はフリーオープンって感じだったので普通に入って

入り口の前まで来たのですが、

扉には鍵がかかっており横にある呼び鈴一覧(?)にもホテル名がなく、

近くにいたアパート住民らしき人に

「このホテルここで合ってますか?」と聞いても

「わからない」と言われる始末……

 

わわわわからない…!?!?

そんなに忍んでんのかこのホテルは!?

住民すら知らない隠れ家ホテルだってのかよ!?

 

でも表札はあったしここで間違いないよね!!

 

とりあえずホテルに「目の前に来たけど入り方がわからない」とメールして

なんやかんやとメールのやりとりしている間に、

 

ちょうどいいタイミングでアパート住民が中から出てきたので

扉が開いたところにここぞとばかりに滑り込み、建物内に入りました。

 

 

完全に不審者御用達って感じの入り方ではあるんですけども、

 

この手法はこれから毎日のように使っていく方法でして、

 

今回のホテル、そしてフィレンツェのホテルも同じようなシステムだったのですが

 

ローマ3泊、フィレンツェ3泊の合計6泊を全てこの方法でくぐりぬけ

 

結局最後まで正しい入り方がわからないまま終わりました。

 

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入り口に入ったところ。落ち着いていていい雰囲気でした。

 

そしてしばらくするとホテルのオーナー?ホスト?が

迎えに来てくれて、

エレベーターの使い方やホテルの部屋の開け方などを教えてくれながら

ようやく部屋に到着!

 

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すっごい綺麗でかわいい部屋でした!

 

広くはないけど走ったり踊ったりするわけじゃないから十分です。

キャリー広げても余裕あるくらいでした。

 

 

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ちなみに共用ですがお風呂はこんな感じ。

 

やばい……

 

お姫様になってしまう……

 

 

 

その後もホストの人がWi-fiの使い方やホテル代金のことや

お風呂の場所や朝食の時間などを

親切にわかりやすく説明してくれました。

 

ここのホテルのホストは本当に優しくて親切で

滞在中は本当にお世話になりました。

 

ちなみにホテルの名前は、

「Guest House Il Marchese del Grillo」

(ゲストハウス イル マルケーゼ デル グリッロ)

です。

朝食も美味しいのでかなりおすすめです。

 

(リンク貼りたいのですが公式サイトがありませんでした。

こういう時ってみんなどうしてるんだろう…Booking.comのURL??)

 

 

綺麗でかわいい部屋、親切なホスト、

 

美味しい朝食、最寄り駅から徒歩5分、安いホテル代…

 

このホテルにして本当によかった……

 

 

まぁ最後まで入り口の入り方はわからなかったけど

 

 

次はローマ観光1日目です。

 

観光1日分を1記事にしようと思っていたのですが、

それだと1記事が長すぎてしまうかな?

今回書いていてこの長さになってしまったので、

もしかしたら分割にするかもしれません。

 

 それではまた!